アトラの対策について -前編-
来月から環境が変わるということで、巷で何かと話題なアトラについての対策記事となります。
上級者の方たちにとっては当たり前のことばかりなので、アトラと対峙して行き詰まっている初心者に向けての内容となります。
効果発動条件と効果範囲を把握しよう
アトラの防御テキストは一つ一つが強力です。自分の握るデッキに寄っては「使われてからでは手遅れ」になる場合もあります。そのため効果の発動条件と効果範囲を把握することが対策する上で重要となります。
対策を紹介する前にいくつか見てみましょう。
まずはアトラから。
強力な逆天ですが下記のように考えます。
- 「相手のターン中に使える」→「自分のターン中は使えない」
『大逆天』〔相手のターン中、ライフ２を払う〕君の手札かドロップのカード名に「アトラ」を含む《プリズムドラゴン》のモンスター１枚までを、【コールコスト】を払わず、このカードの上に重ねてコールする。
『逆天』〔相手のターン中、手札１枚を捨てる〕このターン中、君の場の《プリズムドラゴン》全ては相手のカードの効果で、破壊されず、場を離れず、防御力＋1000000！
この考え方で以下のカードを見るとこうなります。
- アステリズム 「破壊されない」→「バウンス、ドロップ送りはできる」
- キックオフ 「逆天を使っているなら使える」→「逆天を使っていないなら使えない」
- メントリート 「相手のターンの攻撃中に使える」→「攻撃をしなければ使えない」
これらの効果範囲を覚えた上で幾つかの対策をご紹介します。
対策1 逆天を使わせない
「アトラ側のターン」にソウルを全て捨ててドロップ送りにしてしまいましょう。
ヴァニティ刻デストロイヤーがあれば簡単ですね！
アトラ側のターンに、ドロップ送りを回避する手段はキックオフしかありませんが、逆天を使っていなければ使用することもできません。アステリズムも破壊ではないため守ることができません。
ここで気をつけなければならないのは、ロスト化前に中途半端に殴りに行くとメントリートでソウル耐性を与えてしまいます。なので時がくるまで待ちましょう。
対策2 攻撃させない
トルマリングリーブでスタンドして連続攻撃してくるアトラですが、「スタンドできなく」させればいとも容易くターンは返ってきます。
エンヴィーはライフ1で場に居続ければ毎ターンスタンドを封じることができ、オンブレールで毎ターンランデスもできます。
フタゴリズムはロゼリアのような毎ターン10回以上攻撃できるテーマなら、アトラ側の防御札が切れた時点で勝利となります。打ち上げサークルでフタゴリズムを山に戻して再度引くコンボも強力です。
シェーブルと日輪は一度攻撃されてしまいますが、破壊耐性やライフゲインに長けているテーマのため痛手にはなりません。
対策3 無効化する
アトラミラーであればエタニティリング、ジャックナイフであればCトリプルバスター、童話であればヘンリー、黒ずくめであればウォッカからの驚愕などがありますね。
ジャックナイフのCトリプルバスターでトルマリンを破壊してしまえばペネロセウスのレストもより効果的になります。
童話であればロスト化後に本からザサイスやオドリオを出すコンボもありますね。
対策4 ソウルを抜いてから
対策1の応用になります。先攻の場合は、相手の1ターン目からアトラの解体も狙えます。
対策5 ファイターを直接アタックする
アトラを破壊できなければ直接ファイターを殴ればいいじゃない。
シドーの潜影付与は騎士との相性もバッチリ！ただし陽光の逆天はアイテムの防御力も100万アップするのでシェーブルで耐えて継続的に攻めよう。
対策6 領域を入れ替える
アトラは基本的に貼り替えが効きません。そのためソウルを育てたアトラを貼り変えることはかなりの痛手になります。さらにガロウズとアニミセルはサイズ3以下のモンスターのみ好きなエリアに置く能力のためサイズを持たないヴァニティ終のエリアにアトラを置いて一撃で勝利することもできます。
対策7 コールさせない
先攻の場合は山を掘って引けるかもしれませんが、後攻の場合は配られた初手の運次第のため怪しい対策。
まとめ
以上のことがアトラと対峙する上で最低限の対策となります。
ざっと書きましたがアトラを対策できるテーマってすごく多いですよね。
次の記事では相手がそれらの対策をしてきたら、アトラ側は逆にどう対策するか について書いていきたいと思います。
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